同窓会長ごあいさつ

第33回希翔会総会のご報告

 令和5年11月5日(日)に独立行政法人国立病院機構岡山医療センター附属岡山看護助産学校看護学科同窓会希翔会の第33回希翔会総会を開催いたしました。出席者は、8期生から新13期生までの53名でした。

 総会の中で、今後の活動の在り方について貴重なご意見を頂きました。一つは新しい会員の方々が現役で仕事をしながら役員をしていけるために、新しい発想で同窓会活動が運営できる方策の一つに拡大役員会の開催方法の刷新などのご提案です。次に役員会の運営についてです。新型コロナウイルス感染症のために役員会は、しばらく開催できませんでした。再開にあたっては、Zoom会議を平日17時からにするなど、できるだけ参加しやすいようにと工夫をしましたが、参加率は芳しくありませんでした。役員の負担の問題は以前からのことで、懸案事項の一つでした。今後も変更事項が多く出てくると思います。希翔会だよりの発行や総会のあり方など、新しい時代を生きていく同窓生の方々に伝統を受け継ぎながら、新たな伝統を創っていただける同窓会にしたいということで、総会出席者の総意いただいたと了解しております。今後とも、皆様には折に触れてご支援やご助言を賜りたいと願っております。よろしくお願いいたします。

 総会の後は、恒例の懇親会で楽しい時を過ごしました。希翔会の学校長(顧問)であり病院長の久保俊英様と副学校長の安藤恵子様を来賓としてお迎えして、病院や学校の最近の動向やこれからの役割及び方向性などをご講演頂きました。国立病院機構附属看護学校は全国的に見れば、閉校が決定している学校を多くみる中で、岡山医療センター附属岡山看護助産学校は今後も看護職の育成の役割を果たしていくことができると伺い、嬉しく感慨深いと同時にほっといたしました。

 新型コロナウイルス感染症の拡大で行動自粛の間、同窓会は、学校行事にはコサージュをお贈りするくらいしかできず、只々、職員の方々や学生さんたちが健康で日々の営みをつつがなく全うされることを祈るだけだったのですが、令和5年度は、少しずつ対面での開催が可能になりました。10月6日の継灯式には参列させていただき、1年生の初々しく決意を胸に秘めた凛とした顔がキャンドルに照らされた姿を拝見し、大変嬉しく思ったと同時に、それぞれの夢をかなえるために、同窓会も尽力しなければと改めて思いました。

 また、11月3日には、学生祭が公開で行われ、同窓会コーナーを設けさせていただきました。80名くらいの方が来場くださいました。学生さんが手助けしてくださり、一緒に楽しみ、学校の歴史を少しですがお伝えできました。このような同窓会の活動ができることに学校に感謝をお伝えすることができました。

 令和6年度には、拡大役員会を開催することや同窓会だよりの発行など懸隔しております。同窓生の皆様には、ご協力・ご支援をお願いすることが多くあろうと思います。その折にはどうぞよろしくお願いいたします。最後になりましたが、また、新型コロナウイルス感染の第10波の到来を耳にしますので、皆様におかれましてはくれぐれもご自愛ください。

令和6年2月7日
独立行政法人 国立病院機構岡山医療センター附属岡山看護助産学校看護学科同窓会「希翔会」
会長 藪田 素子

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